人気漫画に鼻血「風評被害」批判 「美味しんぼ」

記事リンク

http://www.47news.jp/news/2014/04/post_20140429181250.html

記事要約

小学館漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の28日発売号に掲載された「美味しんぼ」の中に今度は東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面があり、案の定、同誌編集部に「風評被害を助長する内容ではないか」などとする批判が相次いで寄せられた。編集部は「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はありません」などとするコメントを同誌のホームページで発表した。

疑問

雁屋さんはどんな意図があってこれを書いたのか

考え、主張

この人はほんとブレないな。もうそろそろ凄いと思うようになってきた。「美味しんぼ」という漫画は基本グルメ漫画なのですが、なんというか、原作者さんが自身の政治見解を隠さないところがありまして、問題のある内容を掲載する度にこうして取り上げられ必要以上にバッシングを受けているわけですが、まだまだ雁屋さんも元気みたいですね。

さて、肝心の漫画の内容ですが、少し調べてみても山岡の野郎と医師が話している一部分の情報しか得られず、確実な論を組むことができないのですが、どうやら雁屋さん自身福島を訪れて鼻血を催すという体験をしているそうなのです。インタビューによると、自身が取材で福島を訪れたあと、周囲の人も含め、疲労感、鼻血、などの症状を認めたようです。その体験から「あの地の食材は口にするべきではない」との感想を述べており、今回の漫画の描写もある意味の警告を含んでいたのかもしれません。それにしても配慮を欠いているとは思いますが。まあ、個人的にはそういった取材を必ず前もって行い漫画に組み込もうとしている姿勢は尊敬されうべきものだと感じますが。

その他

御無礼