いじめ問題 「防止、早期発見に全力」 校長会で田辺市教育長

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http://www.47news.jp/localnews/wakayama/2014/04/post_20140419180334.html

記事要約

和歌山県田辺市教育委員会が18日、校長・教頭・園長会を開き、教育長は「市長部局と連携して『いじめ防止条例』をできるだけ早い時期に制定したい。いじめの防止と早期発見に全力で取り組む」と決意を示した。また市教委は「いじめを防止する授業」を実施し、いじめは許されない行為であることを理解させるとしている。

記事を読んで思いついた疑問

いじめ防止条例に効果はあるのか?そもそも苛めをなくすことはできるのか?

自分の主張、考え

一昨年、男子中学生がいじめの果てに自殺にまで追いやられたというニュースが拡散していた。あのニュースは大きく報道されたがゆえにだんだんと論点がズレていったが。さて、「いじめ防止条例」を制定し、いじめをなくすとのことだったが、はたして今度はうまくいくのか。

まず、この「いじめ防止条例」とは具体的にどういうものか・・は各自調べてもらえばわかるので割愛させていただく。(簡単に言うと「いじめは絶対ダメ」ってわかるまで繰り返し注意するっていうきまりみたいなものです。)では、この条例でいじめはなくなるのかだが、期待はできないと勝手に感じている。

というか、いじめはなくならない。それは皆分かってるはずなんだ。これは極論でも難論でもない。不変の真理に加えてもいいと思う。それでも我々にはそれを当たり前のことだと認めるのに抵抗があるだろう。だから根底から「無くす」という手段をとろうとするのだ。我々は勘違いしてるのだ。投げやすい的に囚われている。いじめ問題を解決するならいじめ問題が起きた後の「対処」に力を入れたほうがいいと思う。いじめはなくらない、それはしょうがないから一つ一つ解決していくしかないのだ。そう感じる。まず大したいじめも見たことのない私が言ってもしょうがないのだが。

その他

あと、「いじめっこ」というのは実はいないのではないかと思う。雰囲気や環境がそういった問題の原因になるのではないか。だが「いじめられっこ」というのは確実にいる。「いじめられっこ」と「雰囲気」がそろったとき「いじめ」が始まるのだと思う。その二つのカードを揃えないようにすればいいのかもしれない。そんなに簡単じゃないか。