清水をPR 「ちびまる子ちゃん」特別住民票を発売

記事リンク

http://yuichigoto.hatenablog.com/entry/2012/04/04/152116

記事要約

静岡市清水中心市街地活性化協議会は5月1日「ちびまる子ちゃん」の特別住民票を発売するという。清水区出身の漫画家さくらももこさんのデビュー30周年を記念してのことのようだ。舞台となった清水のまちのPRにもつなげる狙いがある。

記事を読んで思いついた疑問

特にない。特別住民票に対する批判は明らかに今更な話題であるし、こうした市のPRにキャラクターが起用されるのも昨今慣れてきた光景だ。強いて言うなら「ちびまる子ちゃん」の舞台は静岡だったのか・・・という疑問というか発見があったが置いておく。

自分の考え、主張

ちびまる子ちゃん」といえば今となっては「さざえさん」と(時間的にも)並んで国民的アニメの代表作である。そのあとにやってた平成教育委員会は結構好きだった。あれは工場見学だけずっとやってればよかったと思う。閑話休題

特別住民票というのは面白い試みであると思う。作品の舞台というのは意外と重要なものである。何故ならば、それが現実世界のそれであった場合、奇妙な現実とのリンクが生まれるからである。21世紀初頭からみられた現象、俗的な意味での「聖地巡礼」を例に出しても分かるように、フィクションとしての舞台と我々の住む現実としての舞台は融合を始めているのだ。そこへ来てこの特別住民票である。これはそうした融合を自ら進行させようとする類を見ない行動であると筆者は感じている。作品の中にしかいないはずのキャラクタが自分と同じ町に住民票を持っているというのは、とても奇妙で尚且つワクワクさせられる情景だ。それが市のPRに直接つながるかは甚だ疑問だが。

その他

ちびまる子ちゃん」では自分の誕生日会にあんまり好きじゃない子たちが来ちゃう話が好きです。